Javaのデータ型は、プリミティブ型とオブジェクト型 (参照型) がある。
Javaはオブジェクト指向言語として設計されたが、効率を落とさないように、計算等で多く使用されるデータ型はオブジェクトでないプリミティブ型として利用される。8種のプリミティブ型を表に示す。
種類 | 型名 | ビット数 | 値の範囲、内容など |
---|---|---|---|
整数型 | byte | 8 | -128 ~ 127 の符号付き整数(2の補数表現) |
short | 16 | -32768 ~ 32767 の符号付き整数(2の補数表現) | |
int | 32 | -2147483648 ~ 2147483647 の符号付き整数(2の補数表現) | |
long | 64 | -9223372036854775808 ~ 9223372036854775807 の符号付き整数(2の補数表現) | |
char | 16 | \u0000 = 0 ~ \uFFFF = 65535 の符号なし整数。 UnicodeのUTF-16形式の文字を表す。計算用途ではない | |
論理型 | boolean | 1 | 真偽値を表す。false (偽) または true (真) |
浮動小数点型 | float | 32 | IEEE 754形式の単精度浮動小数点数 (有効数字 6~7桁) |
double | 64 | IEEE 754形式の倍精度浮動小数点数 (有効数字 15~16桁) |
オブジェクト型は、オブジェクト
の参照 (reference) を持つ。参照型 (reference type) とも言われる。